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「完全なる報復」(2009) [映画・テレビ]

妻子を目前で惨殺されたジェラルド・バトラーが、司法取引で減刑された犯人に、その弁護士に、他人事だと思って自分の成績の為に易安と司法取引で事件を片付けた検事ジェイミー・フォックスに、それを是とした「アメリカの司法制度の全て」に対して全力狂気の異議申し立て。
観客は、悲惨な被害者でもあり苛烈な加害者でもあるジェラルド・バトラーにも、不完全な法でそれでもなんとかやって行こうとする現実主義者のジェイミー・フォックスにも感情移入出来る作り。
…なんでしょう。
製作者の意図は。
それはおそらくある程度成功しているのでしょう?

ただボクは被害者遺族同様、ヨメと子供を殺した犯人を死刑にもせず極々短い刑期で外に出したクソ検事ジェイミー・フォックスに対して抱いている感情に似たものを、映画の始まる以前から、この俳優さんを…「ボクの大好きなマイアミ・バイスを台無し映画にしやがったファッキンな黒人俳優さんめ!」とガチ憎んでるオロカな偏向観客なので(俳優さんもタイヘンですな!好かれたり嫌われたり)二時間ずっと「行け!ジェラルド・バトラー! 恨みを晴らせー恨みを晴らせー!SA・TU・GA・I! SA・TU・GA・I!」と念じてた狂気の観客だったんで、その辺マトモな観客の立場で一切見れなくてよく分かりません( ̄▽ ̄)b
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映画の大バカな見方の生きた標本です。

この監督の「交渉人」は、アメリカ人は法を守る側ですら結局私刑で決着パターン…じゃないとこが最高に好きな作品だったんですけど、本作はそこまでは届かなかった感じ。
法を逸脱して安易な解決を選んだことでジェイミー・フォックスもアメリカの司法制度も映画も「負け」ですよ。
とボクは思ってしまいます。
エンターテイメントに何か期待しすぎているのかもしれませんが。
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