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「ダークフェアリー」(2011) [映画・テレビ]

デルトロの創作ノートを読みながら、過去作を見直し中。これは録画はしてたけど、見てなかったのか、覚えてないのか。
今作、デルトロはプロデュース、だけなのかな?脚本もか。
父親が仕事で改修中の古い家に地下室があって、別れた妻の元からやってきた娘が地下に暮らす妖精のターゲットに。
image.jpg
階段を降りる子供を天井に張り付いて見下ろす妖精?たち。せむしの子猿といった外見ですわ。


ガイ・ピアースが所謂愚にもつかない凡庸な父親役。なんで引き受けた?
子供の周囲でちょこちょこ不穏なことが起こりだすが親が信じてくれないというお馴染みの展開が腹立たしい。
光を嫌う醜い妖精?相手に、少女が一人でフラッシュを焚けるポラロイドで戦いを挑む構図。
この試練を乗り越えて少女と疎遠な父と父の恋人とが本当の家族に、というのも良いが、でもいっそアバンの悲劇を繰り返して、小さな醜い妖精に父娘が食い殺されるバッドエンドで終わっちゃっても良いかもしれない。


そんな当て推量で見進めてたらわりと力ない中途半端なガッカリエンディング。
これはどういうことなんだろう。脚本共作だから分担知りたいわ。
犠牲者の報われなさだけが半端ないんですが。
なんにも解決してねーよ。彼女はリアルに骨折り損のなんとやら。人間の向こう脛はそっちには曲がらないんだよ的な。

だったら、ここまでを全体の2/3、起承転結の起承として、バイオレンスと父娘の絆、娘の精神的な回復と成長、父権の復権、スプラッタそしてスプラッタな父と娘の地獄めぐりという、地下の妖精世界を舞台にエイリアン2の如き唐突で怒涛の「転」と、新しい家族の誕生という月並みで何人も文句をつけにくい「結」を付け足したいわ。
全然スッキリしないもん。
そしてエピローグに、伏線にも何にもなってなかった無責任な母親を屋敷に登場させて作中で描かれた中途半端エンドとして添えるわ。

オリジナルはテレビドラマだって言うからそれ準拠のおとなしい〆なのかねぇ。
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k_iga

これってリメイクですよね。
オリジナルはINUNEKOさんの希望通りのラストの
ような・・・。
by k_iga (2014-11-01 13:36) 

inuneko

k_iga様、コメントありがとうございます。
テレビドラマよりおとなしく言葉足らずになってるんじゃ映画にリメイクした意味がいよいよわかりませんな!
ちなみにデルトロのアイデアノートには未製作の作品にまでページを割いているにもかかわらず、本作については、主演の女のコと満面の笑みのデルトトロのツーショット写真一枚だけ。一行の文章もないという扱いです。何かあったのかもしれませんな。
by inuneko (2014-11-02 00:33) 

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