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猫の声が聞こえる。 [恋愛]

夜。
駅舎から出ると、猫の声が聞こえる。
暗くてよく見えないが、国道の中央分離帯の植木の茂みあたりから猫の声が聞こえる。
歩道の端でしばらく途方に暮れる。
猫が欲しいなどと迂闊を言うからこういうことになるのだ。
いったいどうするのだ。
猫は鳴き続けている。
車道を渡って茂みに辿り着くが明かりがない。
真っ暗な茂みの中に手を突っ込むなんていうのは最悪だ。何がいるか知れたものじゃない。
舌を鳴らしながら茂みを探る。
猫は驚いたのかぴったり泣き止んでしまった。
恐ろしいかもしれないが、ボクに見つかってつかまるほか、君のメはないかもしれないんだぜ。
出て来てくれ。
もう仕事でくたくただしオナカが減って倒れそうなんだ。


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